『ホテル・ニッコー高雄』 2023年に開業
2019年11月29日
~ 台湾におけるネットワークの強化を目指し、4軒目となるホテルが誕生 ~
株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田敏宏)の子会社でホテル運営会社である株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:マルセル・ファン・アルスト)は、大和ハウス工業株式会社と大陸建設株式会社が出資する汎陸建設實業株式会社と、『ホテル・ニッコー高雄』(2023年開業予定)に関する運営管理契約を2019年11月28日に締結いたしました。
『ホテル・ニッコー高雄』パース画像
2023年に開業予定の『ホテル・ニッコー高雄』は、台湾第二の都市として成長を続ける高雄市に開業を予定しています。高雄は古くより東北アジアから南太平洋に抜ける交通の要衝として栄え、現在も台湾最大の国際港として重要な役割を果たし、港周辺には、企業の拠点が点在しています。また、風光明媚な景色が楽しめる港は観光スポットとしても人気を集めています。
首都機能を有する台北までは新幹線(台湾高速鉄道)で約90分、また高雄国際空港は、日本からは成田空港をはじめとする7都市と、アジアからは約30都市とを結ぶ直行便が就航しており国際化が進んでいます。
ホテルは、高雄市が、5大公共事業※1を中心とした再開発を行っている「亜州新湾区」に位置し、今後ますますの発展が見込まれる立地に開業いたします。また、地下鉄(MRT)「三多商圏駅」から徒歩約4分、高雄国際空港から約6kmの場所に位置しているため、国内外からのアクセスに優れています。
客室は標準面積約36m2、総客室数は約260室を予定しております。日本料理、オールデイダイニング、中国料理をそなえ、最上階の21階には高雄のシンボルともなっている港を一望できるルーフトップバーを設え、ビジネスとレジャーのお客様のニーズを幅広く取り入れていく予定です。
高雄市政府観光局の統計によると、2019年1月~6月の高雄での宿泊者数は458万8千人となり、昨年の同時期と比較すると、21%の成長が見られます。これを受け高雄政府は、レジャー需要の高まりを見込んでおり、今後は港を活用したビジネスのみならず、レジャー目的の取り込みにますますの発展が期待されています。
『ホテル・ニッコー高雄』は、「ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ」(1984年開業)、「オークラ プレステージ台北」(2012年開業)、「オークラ プレステージ台中」(2022年開業予定)に次ぐ、台湾で4軒目のホテルとなります。当グループは、2020年までに、開業予定ホテルも含め100ホテルの運営を目指しており、特に成長が著しいアジアを中心に新規事業展開を進めております。
※1.「高雄ライトレール水岸線」、「高雄展覧館」、「海洋文化流行音楽センター」、「高雄港国際旅客船ターミナル」、「高雄市立図書館総館」の公共事業。
-『ホテル・ニッコー高雄』施設概要- | ||
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所在地 | : | 高雄市前鎮区(中山二路沿い) |
延床面積 | : | 約27,300m2 |
階数 | : | 地上21階、地下4階 |
客室数 | : | 約260室 |
レストラン | : | 日本料理、オールデイダイニング、中国料理、ロビーラウンジ、ルーフトップバー |
宴会場・会議室 | : | 6室 |
付帯施設 | : | 屋外プール、フィットネス、大浴場 など |
アクセス | : | MRT 三多商圏駅より徒歩約4分、高雄国際空港より約6km |