癒しと絶景～パワーチャージの旅～ | 九州 / 沖縄

九州・沖縄エリアのおすすめは、福岡の「かがみの海」や、熊本の永尾剱神社など、豊かな自然がもたらす絶景と、地域に根差した深い信仰が感じられるスポットです。

かがみの海（福岡県福津市）

福岡県福津市にある「福間海岸」「宮地浜」「津屋崎海岸」は約3キロにわたって連なる遠浅の海岸。地元の人々が守り続けてきた美しいこの海岸では、干潮時にだけ砂浜が鏡のように空を反射し、まるでウユニ塩湖のような神秘的な光景が出現します。

特におすすめの時間帯は干潮時刻の30分まえから、干潮まで。1日のうち限られた時間帯に、天候や風向きなど一定の条件がそろったときにだけ見られる「かがみの海」で、ぜひ自分だけの絶景写真の撮影に挑戦してみてください。

かがみの海（福岡県福津市）

住　　所：福岡県福津市西福間4-15-1
U　R　L ： https://kagaminoumi.com/

カトリック馬込教会（長崎市）

長崎市伊王島の高台から海を臨む、カトリック馬込教会。禁教令下の1871年に小さな木造瓦葺の会堂の建造から始まり、1890年に建てられた初代の天主堂が落雷や台風による被害を受けた後、1931年に現在の姿で再建。キリシタン迫害や自然災害など、数多の苦難を乗り越え信仰を守り続けてきた人々の心を映すような、白亜の美しいゴシック建築の教会です。

カトリック馬込教会（長崎市）

住　　所：長崎県長崎市伊王島町2-617

永尾剱神社（熊本県宇城市）

海の神、「海童神（わだつみのかみ）」を祭神とする永尾剱神社（えいのおつるぎじんじゃ）は、713年創建の、海の中に鳥居が立つ神秘的な神社。不知火海（八代海）では旧暦の8月1日（八朔）に、沖合に光りの列が見られる蜃気楼現象「不知火」が発生することで知られていますが、ここ永尾剱神社は、その「不知火」の代表的な観望地点としても有名です。

8世紀に編纂された『日本書紀』にも、九州巡幸の際に八代海上で方向を失った景行天皇が「不知火」に導かれて陸地へ着岸できたという逸話が残ります。古代の人々も不思議な思いで眺めた神秘の火「不知火」の観望とあわせて、ぜひ永尾剱神社へお参りください。

永尾剱神社（熊本県宇城市）

住　　所：熊本県宇城市不知火町永尾658

柞原八幡宮（大分市）

柞原八幡宮（ゆすはらはちまんぐう）は平安時代初期に創建し、源頼朝をはじめとする武家の崇敬も厚い、由緒ある神社です。厄除け・開運のご利益で知られます。厳かな雰囲気の境内には樹齢3,000年といわれる楠の巨木が鎮座するほか、見事な八幡造の本殿、重厚な造りの中にも精緻な彫刻が施された南大門など、見所が満載。

もう一つの隠れた見所としては、拝殿に飾られた巨大な天狗のお面。非常に迫力のある大きさですが、天井に近いところに飾られてあり、正面だけを見て参拝していると気づかず、見逃してしまう人もいるそうです。訪れた際はぜひお見逃しなきよう。

柞原八幡宮（大分市）

住　　所：大分県大分市上八幡987
U　R　L ： https://oita-yusuhara.com/

万座毛（沖縄県恩納村）

コバルトブルーの美しい海に向かってそびえる断崖絶壁、万座毛。琉球王尚敬が「万人が座するに足る」と讃えたことからこの名がついたと言われています。サンゴ礁からできた石灰岩台地には天然芝や、県の天然記念物に指定される沖縄固有種「オキナワスミレ」や「イソノギク」などの植物群が自生しており、豊かな生命力を感じさせます。

自然が生み出したダイナミックな絶景を、ぜひご堪能ください。