癒しと絶景～パワーチャージの旅～ | 関西

歴史・伝統文化と自然が共存する関西エリアからは、古都を偲ばせる京都・奈良の必見スポット、インパクト大の大阪の難波八阪神社など、たくさんの見どころをご紹介します。

嵐山・竹林の小径（京都市）

京都嵐山を代表する景観、竹林の小径。竹はその成長の早さやまっすぐに伸びる様子、常緑であることなどから、「生命力の象徴」として古来より縁起の良いものとされてきました。竹林の小径は、その竹の青々とした生命力と清涼感を一身に感じながら、通り抜けるだけで気持ちが浄化される思いがする、美しい自然のパワースポットです。

天竜寺や常寂光寺など周辺一帯とあわせて、風情あふれる嵐山・嵯峨野散策をお愉しみください。

嵐山・竹林の小径（京都市）

住　　所：京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

難波八阪神社（大阪市）

大阪、難波にある難波八阪神社。なんといっても目を惹くのは境内の西側で巨大な口をあける獅子。本殿以上に大きなインパクトを放つこの獅子は「獅子殿」とよばれ、高さ12ｍ、幅11ｍ、奥行きは10ｍあり、お正月や夏祭り等の夜間行事の際は、目はライト、鼻はスピーカーの役割を果たし、口の中にある舞台で神楽や居合道、獅子舞などが奉納されます。

獅子の大きく開けた口が邪気を飲み込み勝運（商運）を呼び込むということから、スポーツ等の必勝祈願、入学や就職の合格祈願、学業向上、商売繁盛など、様々なご利益を目当てに全国各地から人が集まります。

難波八阪神社（大阪市）

住　　所：大阪市浪速区元町2-9-19
U　R　L ： https://nambayasaka.jp/

五色塚古墳（兵庫県神戸市）

五色塚古墳は、神戸垂水の山の手から明石海峡を見下ろす閑静な住宅街の中に、突然出現する不思議なスポット。兵庫県下では最大規模の古墳で、日本で初めて復元整備が行われた古墳としても知られます。古墳と言えば長い年月を経て木々に覆われ深い森となった姿が一般的なイメージとして定着していますが、五色塚古墳は、葺石を敷き詰め、埴輪を並べた古墳建造当時の姿が見られる貴重な古墳です。埋葬者については未だ明らかではなく、ミステリアスな一面も。

墳丘の頂上で、海風を感じながら淡路島や明石海峡大橋を見下ろし、かつて権勢を誇った土地の王になりきってみるのも一興です。

五色塚古墳（兵庫県神戸市）

住　　所：神戸市垂水区五色山4

明日香村（奈良県高市郡）

奈良県明日香村は飛鳥時代に都が置かれ、仏教文化が花開き律令国家体制の礎が築かれた、いわば文明国家としての「日本の原点」とも言うべき村です。

聖徳太子を輩出したことでも知られ、村内には高松塚古墳、石舞台古墳などの古墳群、日本最古の仏教寺院「飛鳥寺」や、乙巳の変（大化の改新）の舞台となった飛鳥宮跡など、歴史上の重要な史跡が点在。それぞれに伝説が伝わる神秘的な巨石群や1,400年にわたり守り継がれてきた棚田や里山など、村全域が「歴史的風土保存地区」に指定されており、日本の黎明期を偲ばせるロマン溢れた地として、人々を魅了し続けています。