長崎
焼き物の里、波佐見で寄り道
博多でホテル自慢の朝食を堪能し、活力を満たしたら、次の目的地はハウステンボス。JRを利用すれば、約2時間で到着できる。
ハウステンボスのほど近くにある日本有数の焼き物の里、波佐見。波佐見では、窯元や多彩なギャラリーで、作品の展示や販売が行われている。作品を鑑賞したり、ろくろや絵付け体験を楽しみながら伝統に触れてみてはいかがだろうか。瞬く間に時は過ぎ、ホテルに到着する頃には、オレンジに染まった雄大な大村湾の夕景に心打たれる。
夕食は、ぜひホテル日航ハウステンボスのレストラン「あじ彩」へ。 「あじ彩」では、料理とともに、地元長崎の窯元の食器にこだわったおもてなしを受けられる。波佐見の器に盛り付けられた料理も楽しめるだろう。
ホテル日航ハウステンボス
花と光の感動リゾートをハウステンボスで
ハウステンボスは、一年中イルミネーションが楽しめる希少な地。日が暮れると、その姿を光の街へ一変させる。散歩道全体が色とりどりのイルミネーションで包まれる「光のオーロラガーデン」、煌びやかにライトアップされ、3階からヨーロッパの街並みとイルミネーションを満喫できる日本初の3階建てメリーゴーラウンド「スカイカルーセル」など、そのスケールは一晩では回り切れないほどの優雅で贅沢なひとときに溢れている。
イルミネーションはもちろん、四季折々の花が一年を通して場内を彩る。春は100万本の「チューリップ」や、初夏にはアジア最大級の「バラ祭」など「花の街」にふさわしく、季節の花が訪れる人の五感を心地よく刺激してくれるだろう。
場内を満喫した後は、ホテルオークラJRハウステンボスの天然温泉で、ゆっくりと疲れを癒そう。
ホテルオークラJRハウステンボス
長崎で世界新三大夜景に酔う
旅の締めくくりは、香港、モナコと並び、世界新三大夜景に選出された長崎へ足を伸ばしてはいかがだろう。ハウステンボスから長崎まではJRかバスでそれぞれ2時間弱の旅路だ。
おすすめのスポットは数知れず。なかでも出島や思案橋、オランダ坂、グラバー園、国の重要文化財に指定されている眼鏡橋までのルートは、時間をかけて散歩を愉しみたいところ。
夕暮れ時には、ぜひ稲佐山を訪れたい。雲仙、天草、五島列島までを臨む絶景は、旅のクライマックスにふさわしい美しさに満ちている。
*このページはOne Harmony会員誌 和らぎ 第24号より引用しています。